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モグハウスのドアを少しでもと補強する
「なんで壊れてたのかなぁ…」
いまだに悩み続けていた
「皆さん…?俺のモグハウスのドア壊してないですよね?」
LSで聞くと
「男の部屋なぞ…興味ないっ!」
ニースがきっぱりと言う
「おらは知らんぞ~」
シリュウは興味のなさそうに答える
「ふみゅ~?私は壊せるほど力ないしなぁ~」
「姉御ならこわせ…げふんげふん」
ガイはしまったと思った…
「ガイちゃん?私のヘキサくらいたいの?」
「ごめんなさい。許してください」
その後の展開はお決まりフラグであった…
「ガイさん…えっとね……」
リムルがばつの悪い声をだす
「私がその…壊しちゃって…。ごめんなさい!ごめんなさい!」
LSの皆がああ~!!ガイが泣かせたと騒ぎ始める
あれ?
俺が謝られてるのに超アウェイじゃない?
そんな心の声は届くはずもなく…
「いあいあ、リムルさんだったのかぁ!ほら、寝てる間に壊れてたみたいだったからさ!驚いただけだよ」
ガイがあわあわとしながらフォローに入る
「お詫びに1日だけ。私の事を好きにしていいよ!」
LSの空気が固まった
それはもう…がっちがちのインビンシブル発動中のナイトばりに…
「ガイスケ…。お前、やっぱりけだものだな…」
「うみゅ~。ガイちゃん…お姉さん悲しい……」
「スケボウ…。お前の春は近かったんだな……」
三人の声がガイの心に刺さる
「ちょっ!リムルさん!?なに、いってるの!?」
慌てて否定するガイに
「私じゃ…だめかな…?」
LSにさらに爆弾をいや…核弾頭を投げ入れる
「ダメジャナイデス…」
涙をながしながら…ガイは頷く事しかできなかった……
リムルはただ単純にガイの部屋のドアを壊したから
お詫びに1日、クエなどを手伝うとかという意味だった…
「1日かぁ…。なにか…やってなかった事ないかなぁ…」
「なんでも言ってね!」
リムルの声がガイには辛かった…
あんまり、人に手伝ってもらうの苦手なんだよなぁ…
「あっ!エルディーム古墳の宝の鍵取りを手伝ってもらってもいいですか?」
リムルは、はぁ~いと返事をするといそいそと準備を始めた
「では、古墳の入り口で待ってますね?」
この……鍵取りが全ての痛みの終局へと繋がる…
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