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古墳を進みながらガイは考えていた
この人…レベルの高い冒険者だな…
「ハイデッカーさんは冒険者歴長いのですか?」
ガイの問いかけに無言で頷いた
「そうなんですか~」
なんだ?
この人の異様な感じは
「デッカちゃんて暗黒騎士がメインなんだよ~」
「今、俺も暗黒上げてるんですよ」
この会話にも耳を傾けず
古墳を黙々と進む
「リムルさん。すこしいい?」
個人会話を送ると
「どうしたの?」
リムルはきょとんとコチラを向いた
「ああ…いやその…。この人ってこんな無言なの?」
「う~ん、私と二人の時は何時もお喋りだけどなぁ」
やっぱりか
なるほどね~(´Д`)
「下いくよ」
ぼそりと呟くと古墳の地下にへと落ちる
「さてと、適当に倒して鍵出しちゃいましょうか」
3人は武器を構えた
古墳の地下にはアンデット類のモンスターが生息している
骨などがポピュラーである
リムルさんは骨相手にヘキサを撃っては楽しんでいた
「暴れ過ぎ。白なんだからヘイストや強化もしてくれよ」
イラッとしたのか
冷たい言葉を吐き出す
「ご、ごめんなさい…」
やっぱりこいつ…
まだだ…まだ…わからない…
「まぁまぁ!ほら、鍵でましたし!」
リムルが倒した骨から鍵を手に入れる
チッ
大きく舌打ちをして
「用事があるのでこれで」
呪符デジョンを使用して帰ってしまった
「リムルさん。ううん…なんでもない…帰ろうか」
リムルはしゅんとしながらテレポを唱えた
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