赤い彗星と白い戦士

2/4
前へ
/40ページ
次へ
ヒロシ達はファミレスにいた。 ヒロシ「何で喧嘩ばっかするの?」 達也「喧嘩するのに理由が必要か?」 ヒロシ「なぁ、達也の親父さんってヤクザなの?」 達也「元ヤクザだ。今はタクシーの運転手だ。」 ヒロシ「何でヤクザ辞めたの?」 達也「親父の話はもういいだろ。」 ヒロシ「てか、何でファミレスでラムネ飲んでんだよ森木。」 森木「ラムネ飲むのに理由が必要か?」 ヒロシ「かっこよくねぇーよ。元が違うしな。」 達也「あのさ、ババァの財布から1万ぱちったからよ、おごってやるよ。」 ワン公「ヒュー」 その時、店員が来た。 店員「ご注文お決まりでしょうか?」 達也達「あはは。何だよお前。その体よォ。ボウルみたいな体じゃねーか。あと2体連れてこいよ。あはは。」 店員「あの...ボウルって誰ですか?」達也達「ハハハハハ。」 ヒロシ「達也。金ねぇーってどういうことだよ。ババァの財布から1万ぱちったんじゃねぇのかよ。」 達也「ババァの財布に1万も入ってねーよ。」 ヒロシ「何でこんなことしたんだよ。」 達也「おもしれぇだろ?」 ヒロシ「おもしろくねーよ。」 達也「お前らも食ったから共犯な。」 ワン公「共犯って何だ?」 ヒロシ「共犯も知らねぇーのかよ。」 達也「ハハハハハ。」 ヒロシ「笑ってんじゃねーよ。」 ワン公「ダハハハ。」 ヒロシ「爆笑してんじゃねーよ。」 森木「そんなことより、500円しか持ってねぇぞ。」 ワン公「20円しかねぇ。」 ヒロシ「そんなんでよく出歩けるな。」 ワン公「ハハハハハ。」 ヒロシ「笑ってんじゃねーよ。達也は?」 達也「一円もねぇ。」 ヒロシ「なんでそんな余裕何だよ。」
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!

97人が本棚に入れています
本棚に追加