不良

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そして、ここは狛江北中学。 女子「ヒロシ君、私立だったんでしょ。どうして今転校なんかしてきたの?」 ヒロシ「ドロップアウトってやつかな?」 その時、ドアが勢いよく開いた。 森木「おい、ちょっとこい!」 森木とワン公は、ヒロシを呼び出した。 ヒロシ「あのさ、どこに行くの?」 ワン公「さっさと歩け!」 ヒロシを突飛ばしたのはワン公だった。 そして、ヒロシを連れてきた、森木、ワン公が橋の下に着いた。 ルパン「そうか、君が転校生か。初日から大変だね。達也来たよ。」 前を見渡すと、金髪の不良、井口達也が墨田と喧嘩をしていた。 喧嘩といっても一方的だったが... 達也「テメー、狛江北がヘボいだと?」 墨田「知らねぇよ。そんなこと言ってねぇ。」 すると、達也が金属バットを墨田の肩に置いた。 墨田は、この後の達也の行動を予測していた。 次の瞬間、達也がバットを振った。 それを墨田は避けた。 達也「テメー!!次避けたらマジで当てるぞ!!」 ヒロシ「避けたら当てるって言ってることおかしくない?」 森木「達也!!殺すなよ。」 達也「人は簡単に死なねぇんだよ。」 バットが墨田の頭にヒットした。 ヒロシは一瞬目をそらした。
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