ありがとう

内緒

私が泣き止んだときパパとママと先生が来た。
私はこのことは学校にも希望にも内緒にしてとお願いしたとき、タイミング悪く希望が来た。
「何を内緒にするの？教えて、僕だけ仲間はずれ？姉ちゃんがやばいってことぐらいは僕でもわかるよ」
と言った。
私は希望には話したくなかった。
でもママが私を見て軽く頷いた。
私は希望にあと一年しか生きられないことを言った。
希望は
「お茶買ってくるね」
と言って病室を出て行った。
私はそのあとをおった
すると希望は泣いていた。
私はその後ろから希望を抱きしめた。
「私のために泣いてくれてありがとう」
と私が言うと希望は私の腕を握って泣いた。
私は希望が泣き止むまでずっと抱きしめた。
私なんかのために泣いてくれてる希望がうれしかった
このとき私はもうあと一年たてば希望ともママともパパとも結友、結愛とも友梨香とも桜花中のみんなとも会えなくなるんだ
私はもういなくなるんだ
そう思うと自然と涙が出てきた。
そして希望と一緒に泣いていた。