記憶障害

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記憶障害

今日私は朝起きるとここがどこなのかわからなかった でもすぐに思い出せた。 パパもママも希望も一瞬忘れてしまった。 もしかして病気のせい? 私はふと思った。 学校に行くにも少し迷った。 どんどん恐怖が私を襲う 私は怖くなった 私が私のままで死ぬのはいい でも私がみんなのことを忘れて私が私でなくなって死ぬのは嫌だ 怖い でも病気と闘う そう決めたから絶対諦めたくない 学校のあと私は週二回の検査のために病院に行った。 先生はいろんな質問をしてくる 「記憶の方は大丈夫?」 「少しだけわからなくなった」 と私は答えた。 そしたらノートとかにその人の写真と名前を書いたり、大事なことは忘れてはいけないことは書いていつも持ち歩いときなさいと言われた。 徐々に私は病気が怖いものだと思うようになった 今までの病気は治った でも今回の病気は治らない。わかっていた でも心のどこかでちょっと期待していたのかもしれない それから先生に言われたようにクラスの子、友達、家族の写真と名前と少しのプロフィールを書いた。 あと忘れてはいけないことはすべて書いた。 忘れないうちに…
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