第弐話

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次の日~ ?「起きて下さい。柚羅さん……柚羅さん」 柚羅「……んっ斎藤か?」 目をうっすら開ける柚羅の目の前には幼い顔をした少年がにっこり笑って柚羅の顔をのぞき込んでいる。 柚羅「………っ!」 ?「おはようございます!土方さんが呼んでますよ?」 顔の近さに驚きを隠せない柚羅、土方と言う名を聞いて頭を捻る。 ?「とにかく着替えて下さい!あんまり待たせると怒ってしまいますから」 取り敢えず、少年を部屋から追い出し着替えを始め一つ疑問に思った。 柚羅「あやつ……鬼に似ておった。私の気のせいか?」 渋々疑問を抱えながら部屋を出て少年に土方と言う男の所に連れて行って貰う。
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