第弐話

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?「柚羅さんご出身は?」 柚羅「江戸だ。」 ?「いつから此処に?」 笑顔で問い掛ける少年に心を許しすべてを話してしまった柚羅。 ?「そうですか?そんなことが……でも、その鬼さんも悪気があってやったんじゃないんじゃないでしょうか?……って僕には関係ないですよね?」 少し悲しそうな顔を隠しまたもや昨日来たばかりの局長室に通される。 近藤「おぉっ天地君!君は採用だ!」 いきなりの言葉にあんぐり返る少年と柚羅。 副長「近藤さんよぉ?あんたはバカなのか?採用が決まっただけじゃわかんねぇだろが。」 副長にバカと言われたのが傷ついたのか隅っこでキノコ狩りが始まった。 副長「また始まったよ…。 まぁ、とにかくご苦労だった総司。……採用の話なのだが、天地には隊士と女中をやって貰う主に女中の仕事を中心に隊士は、人手が足りないときに行って貰う。いいな?」 柚羅「……はい」
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