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李美姫さんが、「もと韓国人・李美姫」で、ある意味勇気ある発言、全在日韓国人を敵に回しかねない発言をなさった。
この作品が、「官斡旋」女工で来日した一世の方を触発し、李美姫さんは恵まれたお嬢さん育ちだ、私こそ(貧しさの意味で)韓国人代表だと言わんばかりに、自分の経験談を語った。ありがたいことである。
勇気ある一世の発言ほど、私を力づけてくれるものはない。
一世は、80過ぎの人が多い。民団推薦一世の発言は、多くは「証言」ではない。「狂言」でしかも原作者は海の向こうにいる。
ただ「狂言役者」のみんなが、原作者の意図を知り尽くして狂言を言うわけではない。
「狂言」の方が、在日韓国人の哀れ(と、自分で思い、あるいは思いこまされている)な過去を、忘れさせてくれる甘い調べを持つから、つい誘われてしまうのである。
多くの在日韓国人は、自分で自分を騙すのである。
そして、海の向こうの政治家に扇動されるのである。
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