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サクラの家に向かう道中は家の事などを話していた。
どうやらサクラは一人っ子で両親はいるが、仕事であまり家にいないらしい。
俺の家と一緒だな…
「着いたよ」
「スゲェ…」
サクラの家は和風の屋敷をイメージして貰えれば大丈夫だ。
まず門が待ち構えていて、庭園も、もちろんある。鹿威しや池まで完備だ。
何これ?イメージと全然違う…
俺はもっと普通の家だと思ってた
「少し狭いかもしれないけどゴメンね?」
「いや全然大丈夫だから!」
これが狭かったら俺の家は一体…
家…というか、屋敷の中に入ると目の前には生け花が飾ってあった。
「あ?これ?おばあちゃんが趣味でやってるんだ」
「へぇ意外だなぁ」
解剖とか実験とかが趣味かと思ってた。だってあんな家だったんだもん。
「まずは陽斗の部屋に案内するね?」
「了解」
長い廊下をずっと奥に進んで行くと…
「はい!ここが陽斗の部屋だよ!」
中に入ると…
スゲェ!!!
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