act.4

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∞∞∞ そんな不思議な手紙が来なくなった。 俺が名前も知らない誰かさんに必要無いと切り捨てられたのか、渡せ無くなったかしたんだろう… いゃ、どちらかと言えば前者の方だと思う。 俺は休み時間になると、必ずメールを書く。 【こっちは楽しくやってるよ】 送信ボタンを押して、ため息をつく。 いつも送るのはプラスなやつばかり… マイナスなやつは未送信のメールとしてどんどん増えて行く。 本当はね… 『辛いよ…。北条に戻りたい』 また一つ、嘘が増えた。 「…裕太?」 「ん?」 「大丈夫か?」 泰観が心配そうに聞いてくる。 「うん、大丈夫…」 俺はそっとケータイを閉じ、微笑んだ。 「なら良いけど…」
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