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リデルは、振り返り立ち去ろうとするが…。
「ちょっと、待ちなさい!」
「何だ?」
リデルは、面倒くさそうに振り返り少女を見た。
「貴方、もしかして一年生なんじゃないの?」
リデルは、少女のローブを見た。そして、何かを諭したように少女に
「お前も一年生だな?」
「おまッ…。私には、レジェリアって名前があるんだからね」
「知らん。俺は、お前には興味はない」
リデルは、少女の目を見ることなく言った。
(何で…こんな悲しい目を)
レジェリアは、言い返すことはしなかった。いや、言い返せなかったのだ。
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