残像

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ただ歩いていた ただあてもなく だけど何かにつまずいた 転びそうになったけど そのまま歩き続けた しばらくして ふと、後ろを振り返る つまずいた場所には 恋人と腕を組んでいる 笑顔の自分がいた 転んだわけでも 擦りむいたわけでもないけど それからは歩くのが 辛くなった 君の残像が あの頃のように 腕を引っ張ってくるから
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