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更に数日が経った。
俺は今、カフカに関わり第3都市と揉める発端になった河川敷にいた。
「ここだ。ここから全てが始まったんだ……」
土手の上に腰を掛け見下ろす河川はいつも雄大だ。
寒さはまさしく本物で。落ちるのが早くなった日暮れの夕焼けを浴びて目に映る景色はオレンジ色に染まっている。
今後の第3都市は、マスターによれば国の管轄という事でその管理下に置かれるらしい。
マスターの友人だとかいう、アメリカのなんちゃらという人も都市内に残る事が決定したとか。
あれだけのコミュニティ。そして膨大な技術力。そうそう廃棄出来ないという事だろう。
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