第7話

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メモを書き終わったのか、輝いた笑顔の本田さんが話かけてきた。 「そろそろ移動しませんか? ご飯も冷めてしまいますし」 「それを早く言うんだぞ! さぁ!陽介、行くんだぞ!!」 「え!ちょっと!? 引っ張らないで下さいよ!」 そんな俺の声なんか気にせず、引きずりながら居間へとアルさんは向かった。 「なんだか、孫が増えましたね ねぇ?ポチくん。」 足元にいたポチくんに話かける菊 その問いかけにワン!と一鳴きした 「さてさて。 アルフレッドさんのご飯の用意をしなければ」 ポチくんの返事を聞いた後、菊は台所へアルフレッドの分のご飯(大盛)をよそいにいった。
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