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アルさんのドアップが俺の両目に映った。
ビックリして、転けるかとおもったがなんとか俺の男のとしては、薄すぎるプライドで踏ん張った。
「……アルさん?
ど、どうかしたんですか?」
「陽介」
「はい?」
「君は、本当にご飯を食べてるかい?」
「は!?
食べてますよ?毎日3食」
「にしては、軽すぎだぞ!
本当に食べてるかい?
筋肉ついてるのかい?」
少しムッとした
俺だって男だ。筋肉ぐらいついてる。
「食べてるしついてますよ!
そう言うアルさんは、少しお腹周り太くないですか?」
「失礼だぞ!
これは、ハンバーガーを入れてるだけだぞ!!」
そう言って服の裾を捲ってバッと上に上げた。
するとそこからビックリするほどの量のハンバーガーが出てきた
思わず「は?」と間抜けな声がでた
いやいやいや
おかしくないか!?
ビックリしすぎてアルさんを押し倒して居間の隅へ駆け込んだ。
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