第7話

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アルさんのドアップが俺の両目に映った。 ビックリして、転けるかとおもったがなんとか俺の男のとしては、薄すぎるプライドで踏ん張った。 「……アルさん? ど、どうかしたんですか?」 「陽介」 「はい?」 「君は、本当にご飯を食べてるかい?」 「は!? 食べてますよ?毎日3食」 「にしては、軽すぎだぞ! 本当に食べてるかい? 筋肉ついてるのかい?」 少しムッとした 俺だって男だ。筋肉ぐらいついてる。 「食べてるしついてますよ! そう言うアルさんは、少しお腹周り太くないですか?」 「失礼だぞ! これは、ハンバーガーを入れてるだけだぞ!!」 そう言って服の裾を捲ってバッと上に上げた。 するとそこからビックリするほどの量のハンバーガーが出てきた 思わず「は?」と間抜けな声がでた いやいやいや おかしくないか!? ビックリしすぎてアルさんを押し倒して居間の隅へ駆け込んだ。
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