第7話

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「このポーズを取れば今日の晩御飯はオレの希望を叶えてくれるって菊が言ったからだぞ!」 「ご飯につられたんですか!? しかも、そんなやり取りいつの間に!?」 「ついさっき」 「…………」 マジでか… 気づかなかった。 俺が抵抗しなくなったのを見て本田さんはしばらくアルさんにポーズの指示をした 「はい。 もう大丈夫です!! ありがとうございました。 では、ご飯にしましょうか」 「ヤッター! 菊、オレのご飯は大盛りにしてくれたかい?」 「はい。 いつもと同じように大盛りにしていますよ」 「じゃぁ早く食べるんだぞ! 陽介も止まってないで早く早く!」 「………」 もう何も言うまい。 突っ込みどころが多すぎるが気にしないことにする。うん。 俺は、無言でおやつもとい遅すぎる昼食をたべた。 あ、味はビックリするほどおいしかったです 「ところで陽介さん。」 食べていると、急に本田さんが話しかけてきた 「まい?(はい?)」 「食べてからで構いませんよ いえね。 貴方のお姉さんの居場所のことなんですが、アルフレッドさんにも助けて貰えばと思うんです。」 「………………! なるほど!! すみません。あのバカ姉が………」 「何の事だい?」
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