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ピッ
「……………なんや?」
『急にきるなんて酷いじゃないか!
そんな短気だから身長が伸びないんだぞ』
「…………」
やっぱりきってええ?うち、短気でええわ。
駄目だよ。頑張って
お兄さん、あいつに来て欲しくないもの。
ええー………
とフランシスとアイコンタクトで会話をするがその会話もアルフレッドの一言で終わることになった
『そうそう、月音が探していた弟の陽介。
見つけたんだぞ!』
「へ?ちょっ!?
もう一回言ったって!何て!?」
思わず立ち上がった。
ビックリした。
『だから、陽介を見つけたんだぞ!
今は、日本にいて菊と一緒に暮らしてるらしい』
「ほんまに!大丈夫やったんやな!こっちに来とったんやな
良かった~」
安心感からか力が抜けて床に座りこんだ。
いつの間にか近くにいたフランシスは頭を撫でながら、良かったね。と言ってくれた。
ほんまに良かった。
『あ、陽介が代わってって言ってるから代わるよ』
「あ、うん。」
『もしもし。』
「陽介?陽ちゃん?」
『姉ちゃん。うん、俺だよ。陽介だよ』
「良かった。うち、あんたを一人にしてしもたかと思ってずっと不安やったんよ?大丈夫やった?」
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