第8話

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「痛いから!?俺の手折れそうだよ!」 「知っとるよ?痛くしとんのうちやし。」 「なら離して!」 「さっきの言葉を肯定してくれるんなら離すで!」 後、さっきうちにセクハラしようとしたよな? で、肯定してくれるんやんな? とかも聞こえてきた。 ワオ!!何て素敵な脅し文句。 これは、肯定するしかないんじゃないかな… だって選択肢が ------------- ・肯定する ・否定して制裁を受ける ・手を折られる ------------- だよ? まぁ、肯定してもきっといい方向にはいかないけど 考えて他の作戦をたてたいところだが、そんな余裕は無いみたいだ 「わかった!認める!! だから手離して!本気でギシギシいってるから!」 少し黙りこんだら手の力が強くなってギシギシと俺の手が!? 仕方なく、慌てて肯定したら月音ちゃんは、パッと手を離してパアァァァ!と笑顔になり俺に抱きついてきた。 本当にさっきまで脅してた子かわからない位今は、可愛い。 はぁ…仕方ない 「で、月音ちゃんの要望は?」
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