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「しかし、陽介さん。
あなたの年齢ではバイトは少しキツイ気が…」
「ですよね…」
はぁっとため息をつきポチくんの頭を撫でる。
ポチくんは気持ちよさそうにすりよってきた。かわいいな…
「でも、何でバイトなんだい?」
確かにそうですね。と菊さんまで聞いてきた。
「だって何事にもお金っているじゃないですか。
電車乗るにも飛行機乗るにも。」
「…そう……ですね…。」
しかし本当に困った。
今までバイトしたことないし…いや、年齢的に足りないし………
うーん…
しばらく唸っていたらアルさんが急に立ち上がった。
何だ?何だ?と菊さんと2人でアルさんのほうに目を向ける。
「陽介。」
「は、はい?」
「君、家事は出来るかい?」
「まぁ、人並みには」
「なら、俺の家のメイドをやってくれよ」
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