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うまぁ
朝ごはんうまぁ
何故か自分でも引くぐらいお腹がすいていたので特別美味しく感じる。
「そうそう、菊さん」
「塩鮭塩鮭塩鮭…」
塩鮭と言う言葉をひたすら繰り返す菊さんはある意味ホラーである。
「戻ってきてください。」
「はっ…
はい。どうなさったんですか?」
いい笑顔でこちらに視線を向ける。
変化が激しすぎて顔がひきつった。
「あの、大した事ではないんですけど………」
「はい。何でもこんな爺でいいならいくらでも聞きますよ?」
「爺って…」
とりあえず忘れないうちに話そうと思い今日みた夢の話をした。
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「てな夢みたんですよ。」
「夢ってわかるのにビックリするぐらいリアルな夢ですか。」
「そうなんです。なんだか、気味が悪いような感じかして………何にもないといいんですが…。」
「そうですね…。
あ、陽介さん。もうすぐ夏の祭典なんですが売り子してくださいね。」
「いやです!」
また、ぎゃあぎゃあと騒がしく菊さんと言い争いをしながら、ああ。空が蒼いな。なんて思った
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