第10話

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「ん」 良い匂いがして、俺はそれで目を覚ます。 にしても、本当に良い匂いだな…………………………………!!?良い匂い!? え?あれ?ここ俺ん家だよな!! 慌ててベットから降りて部屋を確認したが俺ん家に間違いない… 誰だ…一体不法侵入してきたヤツは。 とりあえず、服を着て身だしなみを整える。 鏡で変な所がないか最終チェックしていると"トットットットッ"と部屋に向かって足音が近づいてきた。 俺は息をのみ、そっと近くにあった武器になりそうなぐらい固い昔使っていた杖を構えた。 トットットットットットッ………コンコンッ きた。 このまま居留守使うか? しかし、家を荒らされたら嫌だしな…どうしようか。うーん…と、考えているうちにドアがガチャッと音をたてて開いた 「!?」 考え事をしていたので、ビックリしてとっさに杖を思い切り振り落とした。 ヒュッバキッ 「………は?」
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