第10話

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何だ何だ!! 「パンダパンダパンダって、月音ちゃん。電話じゃない?」 「本間や。ちょっと失礼 もしもし?あ、本田さん? どないしたんですか? え!?なんやて! 行く!行く行く! うん。ほな、また後日」 「菊ちゃん?」 「そやねん!あ、アーサー。」 「な、何だ…?」 また、何か言われるかと思って身構えたが…… 「紅茶おかわりくれへん? アーサーの煎れた紅茶美味しいわぁ」 と、ニコリと微笑みながらまた、席にまたついてからカップを持ち上げ少しかたむけた。 普段からあまり誉められないから、つい嬉しくて 「あ、当たり前だろ! なんたって俺は英国紳士なんだからな! 別にお前が飲むから特別良い茶葉選んだとかそんなんじゃなくて、たまたま俺が飲みたかっただけなんだからな!」 「ツンデレktkr!」 「ばかぁ!!」 「あ!アーサー!? どこ行くん!」
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