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「あ、そうなんですか。
って、事は姉も………」
さぁっと血の気が引いていくのがわかった。
普段なら、あんな姉の性格だから出来るだけ自分の目の届く範囲へおいてる。
いや、姉の後をおってる…か。
って、これじゃあシスコンみたいじゃないか!断じて俺はシスコンじゃない!
あぁぁぁぁ………と声がもれる。
「え?ど、どうなさったんですか!?
陽介さん!?急に顔を真っ青にしたと思ったら今度は真っ赤になさって!
え?何かありましたか?」
ワタワタと慌てる菊さんを見ていると何だか落ち着いてきた。
「いや、落ち着いてきました。
大丈夫です。すみません、心配させて。」
何だか自然と笑いながらそう返した。
「そうですか、よかったです。」
菊さんも微笑みながら俺に言葉を返してくれた。
デジカメを連写しながらだったが…。
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