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「と、取り敢えず、今日の夕飯どうしますか?
あ、陽介さん。月音さんは、何か食べられないものとかありますか?」
お互い息を整えながら一定の距離を保っていたとき、菊さんが聞いてきた。
「姉の食べられないものですか?うーん…あ、トマトの生が食べられませんね。
調理すれば食べれるらしいんですが、生は絶対無理や!だそうです。
あと、納豆。」
「そうですか…なら出来るだけ使わないようにして、作りますね。」
「すみません。」
そうと決まれば、と下ろしていた腰をどっこいしょと言う掛け声とともに上げ、出かける準備をし出した。
「あ!俺も行きます。」
「では、荷物持ち役お願いしてもいいですか?」
はい!っと返事をしてから俺たちは買い物に出かけた。
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