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「ちょっと?
起きてよ!お兄さんびっくりしちゃったよ?」
「そうなんだぞ!!
起きるんだぞ!」
2人は月音を揺さぶった。
ムクッとまた起き上がった女の子--月音--
『ありがとうございます。』
そう言って、鼻からトマトピューレを流し始めた。
「「「えぇー!!!?」」」
『(ヤバいって!
あの綺麗な声のお姉さんが言ってた通りや。目が覚めたらヘタリアの世界って!?
何なん?楽園やん!!
夢の世界だけかと思っとったわ!)』
急にハァハァしながら自分たちを見始めた女の子に多少退いた。
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