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「うちのアニラ!」
月音の語尾にはハートが付きそうな位の勢いでリュックに飛びついた
「あ、アニラ?」
「そうや!可愛い名前やろ?」
輝く笑顔で説明してくる月音
「……と、取り敢えず持ち物が見つかって良かったね。月音ちゃん」
「ほんまに!!
おおきにな、アル!」
本当に嬉しそうにキラキラとした子供の様な笑顔でお礼をする月音
「ヒーローとして当たり前なんだぞ!!」
そのままニコニコしながら話し出すアルフレッドと月音
はたから見れば兄妹のように見える。
そんな2人をフランシスは黙ってみていた
(そう言えば、さっき家族のこと聞いた時少し言葉が詰まってたな
何かあるのか?)
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