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「そうかな?
案外少ないとうちは思うで?」
いやいや、多いと思うよ?
だってどう考えたってカバンの容量と月音ちゃんの中身の説明してくれてる量があってないもの…
「あ、これアルにあげるな♪」
そう言ってカバンからあるものを取り出した
「なんだいこれ?」
「ハンバーガー味のキャンディ
しかも低カロリー」
「なんだって!ヤッター!!
ありがとうなんだぞ、月音」
嬉しそうに月音をさらに強い力で抱きしめるアルフレッド
「どういたしまして♪」
普通に返事をする月音
さすがに我慢できなくなり突っ込みを入れたフランシス
「ちょっと待って、お2人さん。
おかしいでしょ?
何?低カロリーなキャンディって。
しかも味がハンバーガー味。
もぅお兄さん意味わかんない…
それにアルフレッド、月音ちゃんをいい加減離して。」
「何でだい?」
不思議そうな顔をするアルフレッド
「…………。」
俺は、アルフレッドに言うことを諦めかわりに月音ちゃんの説得を試みた。
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