138人が本棚に入れています
本棚に追加
/170ページ
バチッ!!
「え?
フランシス!!大丈夫?」
いったい何が起こったのか理解するまでに時間がかかった。
理解した時には、月音ちゃんがとても心配そうに俺の手を湿布らしきもので冷やしていた。
どうやら、俺は手を怪我してしまったらしい。
何故?それは、俺が月音ちゃんの首飾りを触ったから
しかし、それだけで怪我するか?
「--ス --ンシス
フランシス!!
ちょっと、うちの声聞こえとお?
返事してーや!?」
「あ、うん。
聞こえてるよ」
「大丈夫?痛いとこない?」
大丈夫、大丈夫。と月音ちゃんの頭を撫でてやると良かったと声をもらした。
とりあえず、今確認してみなければならないことは、この首飾りのことだ。
最初のコメントを投稿しよう!