第5話

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「陽ちゃん! お姉ちゃんは陽ちゃんにこれ着てもらいたいねん!!」 「……………… バカですか?俺に何させるつもりですか?」 「え?何ってメイドさん?」 「何を普通に答えてんだ!?バカ姉!」 文句を言っても全然怯む気配もなく、それどころかニヤニヤしながら凶器(メイド服)をもって迫ってくる。 「大丈夫!あんたは顔かわいいから似合うって! ほら、自信もって!」 「問題が違~う!!!!!? ちょっ!?脱がすなバカ!! やーめーてー!!」 あぁ、さらば。俺の平凡ライフよ……… ---------- 「陽介さん!陽介さん!」 「はっ!!」 「大丈夫ですか? 魘されていたようですが」 「ゆ、夢… 良かった…ほんと。」 「何か悪い夢でも見たんですか?」 心配してくれる本田さん 心のそこから感謝した。 それと同時に姉に対して殺意がわいた。 見つけたら、殴ってやる…
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