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「月音ちゃん。用意大丈夫?」
ズボンのポケットに財布だけを入れたラフな格好のフランシス
「大丈夫やで!」
その問いに答えながら、廊下をパタパタ走って玄関までくる月音。
「それでは、ショッピングに」
「「レッツゴー!」」
2人とも拳を上に振り上げながら、何とも楽しそうに笑っている。
扉を抜け、車の方へ
「どうぞ?お姫様。」
フランシスが後部座席の扉を開けて、紳士らしく振る舞ってみる。
「!
クスクス
何なん?急に」
「さぁね?
さ、お姫様。お手を?」
クスクスしながらフランシスの手に自分の手を重ねる月音。
「おおきに」
「いえいえ」
車に乗り込んだ2人。
ふと、目がミラー越しに合う
「「あははははは!!」」
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