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「ごめん、ごめん。
でも大丈夫だよ。
俺、結構持ってきたから十分足りるよ?」
「そんなんわるいやん!
フランに奢ってもらうとか、自分のもんやのに…」
ショボンと聞こえそうな位ションボリしている。
「大丈夫、大丈夫。
これから買いに行くのは、生活必需品だろ?
それに、皆からお金預かってるのに使わなかったら逆に俺が怒られちゃうよ。」
苦笑いしながら、説得を試みるフランシス。
「え?み、皆って?」
バッと顔を上げ、動揺しているのが見て取れる。
そんな表情に笑いを溢しながら
「連合の奴らだよ」
と答えた。
「なら、なおさらわるいやん!」
焦っている表情が童顔の月音の顔をさらに幼く見せる。
しかし、ここで引き下がる訳にはいかない。
「じゃあ月音ちゃんは、生活必需品いらないの?」
「う…」
後一押し
「ね?お兄さんの顔をたてると思って」
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