第6話

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しばらく無言で考えていたが顔をあげて 「うん。 お願いします その代わり、こっちからも言いたい事があるねん」 「何かな?」 「あんな、時間はかかるしいつまでココに居れるわからんけどな、 できるだけお金をはやく貯めてかえしていきたい。 だから、今回は借りるってことで。」 まっすぐ前を見て言ってきた月音。 これは決意が固そうだ。 「(別にいいのに。 でも、何だかこれが月音ちゃんのポリシーなんだろうな) 了解だよ。だけど、無理はしないでね?」 パァァァァ!!と表情が明るくなる月音 「うん! おおきにな!フラン。 そうと決まればショッピング思いっきり楽しまな! これで心置きなくショッピングできるわぁ♪」 本当に楽しそうにはしゃぐ。ショッピングがしたいらしい。 フランシスは、少しだけ車のスピードをはやめた。
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