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「しーっ!!
聞こえるだろ!?」
ギルベルトは慌ててアントーニョの口を塞いだ。
「んぐ…
ふぁふぁ、ひふひゃん。(なぁなぁ、ギルちゃん)」
「あ?」
「あひょつひぇひぇみいひぇん?(後つけてみいひへん?)」
「お!良い考えだな。
てか、しゃべんなよ!?
気持ち悪いわ!?」
バッと俺の口から手を外すギルちゃん
よく今まで言ってた言葉が理解できたな。さすがギルちゃんや
ギルちゃんの手は、少し赤くなっていた。
「って、赤!?
何でだよ!?」
「あぁ。それ、トマトや」
何言ってんの?
当たり前やんなぁ
「はぁ?
何当たり前みたいな顔してんだよ!って、話聞けッムグ!?」
「ギルちゃんうるさいでー
あ!移動しはじめた。
行くで!!」
「あぁ。
………独り楽しすギルぜ」
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