138人が本棚に入れています
本棚に追加
「じゃあ、俺は会計済ましてくるね?」
「はーい」
「あんまり遠くまで見に行っちゃ駄目だよ?」
「はーい」
「本当に?」
「はーい」
俺らでも聞いとらんのがようわかった。
やっぱり女の子は話を聞いとらんかったみたいで、フラフラ~っと店から離れて市場のほうへ
俺は慌てて女の子の後ろをついていった。
「ちょっ!おい、アントーニョ!?
どこ行くんだよ!?」
「あの子追いかけてくるわ!
ギルちゃんはフランシスにこの事伝えたって!」
「はぁ!?」
意味わかんねー!って、叫び声が聞こえた気がするけど気のせいやんな。
俺は女の子の後ろをつけていった。
最初のコメントを投稿しよう!