第7話

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奥へ向かおうとしたアルフレッドさん しかし、急に動きを止めてバッと俺に近づいてきた。 「え?」 少し、いや、かなり自分の世界に飛んでいたのでビックリした。 「ところで君は、誰なんだい?」 「「……………」」 さすがの本田さんも絶句である。 まさかこのタイミングで聞く? え?まずは、入ってきた時点で聞くだろ! 何?俺がおかしいのか? 混乱し始めた俺なんかまるでどうでもいいかのように、また、アルフレッドさんが話かけてきた。 「聞こえているかい? 君は、誰なんだい?」 「あ、はじめまして。 俺は冬谷 陽介です。 日本人で今は、わけあって本田さんにお世話になってます。」 「(冬谷?どこかで聞いたような………) よろしくなんだぞ!陽介 俺はヒーローの国アメリカさ! ヒューマンネームは、アルフレッド・F・ジョーンズ アルと呼んでくれ」 「あ、はい。 わかりました。アルさん」
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