告白現場

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 穏やかな四月の午後の日差しが降り注ぐ、体育館裏。 体育館裏といったら…、思い付くのは、告白の風景。 今まさに、そんなベタなシチュエーションの中で、私、浜岸春実は一人の男子と相対していた。 「……えっと…っ…」 「だから。好きなんだ。浜岸のことが」  
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