ごめんね

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あ、恭弥みっけ… 夕方、図書室をからの帰りに窓を見ると屋上で寝転がってる恭弥を見つけた …一緒に帰れるか、聞いてみよう… と、急ぎ足で屋上までの道をあるいた。 --------------- ギイィィ 「雲雀!」 そっと、屋上のドアを開けて恭弥を探せば直ぐに見つかったのが少し嬉しくてつい、おっきい声で読んでしまって 「…うるさい」 「アハハ…ごめんね」 嗚呼、恭弥の機嫌が… 「…で、何?」 「え?…あ、えと、今日一緒に帰らない…?」 「……いいよ」 「おい、なんだその間は!」 「ほら、行こう。 もうすぐ下校時間…」 「…… 風紀委員長の力で「駄目」 …はい。」 ちぇ、やっぱ駄目か。 でも、思いのほか機嫌は悪くないな… …いいことでもあったんだろうか… 一緒に歩いているとき、ふいに恭弥が窓の下を見てて気になって ちらっと私も見たが、 ……見なきゃ、良かった…
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