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俺らは一旦帰宅し
夜に遊ぶことにした
あの時の
結菜ってやつのことが
頭から離れなかった
あんな可愛いやつが
同じクラスだったとは
まったく知らなかった
まあ学校行ってないし
行ったとしても屋上だから
知らなくても当たり前か…
プルプルプルプル
ディスプレイ画面
「大輝」
夜「もしもーし」
大輝「いつもんとこで遊ぼーぜ」
夜「あいよ!」
俺は急いで準備し
乱れた髪をセットした
自分の財布を見て
夜「ちっ!しけてんな…」
俺は階段を駆け降り
リビングにいる母親に
夜「おいばばあ金くれよ」
母「なにその態度
人にものを頼む時はね
夜「あーうぜえな
お金くーだーさーい!」
おれは馬鹿に
するように言った
母親が財布を取り
5000円を渡そうとしたとき
俺は母親の財布を覗いた
夜「こっちくれよ!」
おれは一万円を取った
母親「ちょっと、
一度に使うんじゃないよ」
おれは無視して
大輝との集合場所に
盗んだバイクに乗り向かった
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