幻想殺し

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そこには、 「私のスタッ……ン…………。」 ‐ボギッ‐ スタンガンの相棒であるスタンはダンプカーの下敷きとなり殉職した。 崩れ落ちる少女。 悪魔のように嘲笑う少年。 そして少年は少女に対して言うのだった。 「バーカっバーカっ!うんこうんこうんこうんこうんこ!」 悪魔は小学校低学年のような悪口を吐くと、逃げるように去っていった。 そして数日後。 時羽台町のインターネット掲示板では、チェーソンを持った少女が一人の男を血眼になって探しているという都市伝説が多数書き込まれ、一人の少年の引き籠もりにますます拍車がかかったとか。  
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