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■.
「起撥は想像。 撃鉄を自身の脳髄に当てるように。
それが起撥条件。
それが〝機神〟を呼び起こす起爆剤だ。
解ったかい?」
目の前の〝白い男〟は言った。
脳に直接語りかけてくるようにゆっくりと喋っていく。
「それがキミの〝機神〟だ。 ■■」
語りかけてくる。
戦え、と。
それが己が人生だ、と言わんばかりに。
飛び散る意識をかき集め、起動させる。
我が名は修羅刹那。
羅刹にして悪鬼。
全ての〝偽神〟を屠る狡猾な〝機神〟。
汝。 屠れ。
妾は反転の使者にして正統なる機神。
機械仕掛けの神(デウス_エクス_マキナ)。
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