第1話

3/12
前へ
/81ページ
次へ
そんな中、俺は髪を黒にしている。 昔は親が赤髪にしてたんだが、俺は黒にしたかったため、黒に戻した。 別に髪の色が何色であろうと関係ないと思うんだが、それから俺は変な奴だと言われるようになった。 それに、自分達の子どもがいるわけだし、余計邪魔に思っちまうよな。 その子どもっていうのが俺の1つ下、14歳の男の子と女のコ。 ちなみに双子でかなり容姿がいい。 この2人は何故か親よりも俺に懐いていて、俺が1人暮らしをすると言った時にはメチャクチャ泣かれた。 「あの2人のことだからその内電話してくるだろうな。まぁ楽しみにしとこう。」 そんなことを言いながら歩いていたのだが… 「う~む… 俺の家はどっちだ?」
/81ページ

最初のコメントを投稿しよう!

24人が本棚に入れています
本棚に追加