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父「それでな?その近藤勇局長がウンヌンカンヌン…」
王「………」
わずか10分後、朝食を食べ終えた王李は、父からもう何千回目になるかも解らぬ新撰組の話を熱く語られていた
父「沖田総司と土方歳三もまたウンヌンカンヌン…」
王「………」
暇なのでミルクを飲み終え擦りよってきたましろを膝の上に乗せてそのモフモフの毛を撫で回してみる
かなりフワフワで温かくて…
王(やばい眠い…昨日、遅くまで稽古してたからなぁ…)
そうこう考えているうちにだんだん瞼が下がっていき王李は、意識を手放した
父「王李、お前は男だ!男なら誠の道を貫け!!誠の道とは…あ?」
王「ZZZZzzz…」
父「こら、起きんか王李!!」
熱々と語ることなんと30分。やっと寝ている王李に気がついた父が王李を殴ろうとするが、やはり王李は寝たまま箸でその攻撃を防いだ
父「~~~っ!」
相当悔しいのか更に攻撃を繰り出す父だが、ことごとく王李はそれをかわした。もちろん寝ながら。
いくら攻撃をしてもかわされ続けた父は、疲れて汗までかきはじめた。そんな時…
ピンポーン
「おはようございまーす。王李ぃ学校行くぞー!!」
家のチャイムの音と明るい声が家に響き渡ると王李がパチッと目を覚ました
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