第一章

2/3
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/12ページ
物事の最後は必ず「終わり」がくる。 何もかも必ず「終わる」のだ。 僕は葉築雄麻。 成績は並 唯一できるのは、テニスぐらいかな。 普通に過ごしていた日々が ある事がきっかけで崩れた。 「クリスマスなんか予定あるか?」 そう言い寄ってきた奴は山本泰佑だっだ。 小学校の時からの友達だ。 「別にねぇけど?」 「クリスマスの時鍋パーティーするんだが来るか?」 「考えておくわ。」 「わかった。来れるんだったらメールして。」 「ん~。」 クリスマスか…もうそんな季節か… そんな事を考えていたら、 チャイムが鳴った。 辺りが薄暗くなる頃、帰ろうと席をだった時、 僕の机から一枚の手紙が落ちた。 「なんだ?」 僕はその手紙を拾う。 どうやら僕当ての名前が書いてあった。 僕は手紙を開いてみた。 葉築 雄麻君へ 初めまして。突然でごめんね。びっくりしたよね? 突然だけど…私と付き合ってくれますか? 本当にごめんなさい。 でも返事をくれたら嬉しいかな。 水島 紗江より 水島といえば、 学校の中では成績優秀でスポーツもでき人柄の良い人だ。 僕にこんな手紙を…? 何故? だけど告白されたのは素直に嬉しいと思った。 この事を山本に言ってみた。
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!