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物事の最後は必ず「終わり」がくる。
何もかも必ず「終わる」のだ。
僕は葉築雄麻。
成績は並
唯一できるのは、テニスぐらいかな。
普通に過ごしていた日々が
ある事がきっかけで崩れた。
「クリスマスなんか予定あるか?」
そう言い寄ってきた奴は山本泰佑だっだ。
小学校の時からの友達だ。
「別にねぇけど?」
「クリスマスの時鍋パーティーするんだが来るか?」
「考えておくわ。」
「わかった。来れるんだったらメールして。」
「ん~。」
クリスマスか…もうそんな季節か…
そんな事を考えていたら、
チャイムが鳴った。
辺りが薄暗くなる頃、帰ろうと席をだった時、
僕の机から一枚の手紙が落ちた。
「なんだ?」
僕はその手紙を拾う。
どうやら僕当ての名前が書いてあった。
僕は手紙を開いてみた。
葉築 雄麻君へ
初めまして。突然でごめんね。びっくりしたよね?
突然だけど…私と付き合ってくれますか?
本当にごめんなさい。
でも返事をくれたら嬉しいかな。
水島 紗江より
水島といえば、
学校の中では成績優秀でスポーツもでき人柄の良い人だ。
僕にこんな手紙を…?
何故?
だけど告白されたのは素直に嬉しいと思った。
この事を山本に言ってみた。
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