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「へぇ~お前かよ。」
「な、何が?」
「お前知らなかったのかよ、水島に好きな人居るって話、それがお前だったとはな。」
「知らなかった。」
すべての運命の歯車が回り始めた
僕はそれに従ってみたい。
「付き合う事にするよ。」
「そっか。頑張れよ。」
次の日の放課後、
僕はあの手紙の返事をするため水島を屋上に呼んだ。
「手紙の事だけど…付き合ってもいい。」
「えっ…本当に?」
「本当だ。」
水島は軽く泣きそうで、でも嬉しそうだった。
「断られるんじゃないかって思ってた。」
「これからよろしくな。」
「うん。よろしくね。」
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