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そう。
ここまでは中学までの話し。
こうした日々が続いていくのかと思った。
だが違った。
運命はこれから変わり始める事になるんだって――。
高校は行きたい所が違い、別々になった。
入学式。
そう僕らの運命を左右する高校生活が始まりを迎えた。
入学式は何事もなく終了した。
教室に戻り、少しホームルームをして今日は終わり…と思った。
声をかけられた。
振り向いた。そこには一人のクラスメイトが立っていた。
「何の用だよ?俺帰りたいんだけど。」
彼女は俺の机の上に乗ってきた。
「ねぇメアド教えてくれない?」
「メアドか?なら良いけど」
風浜瑠花
それが彼女の名前だ。
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