第三章

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そう。 ここまでは中学までの話し。 こうした日々が続いていくのかと思った。 だが違った。 運命はこれから変わり始める事になるんだって――。 高校は行きたい所が違い、別々になった。 入学式。 そう僕らの運命を左右する高校生活が始まりを迎えた。 入学式は何事もなく終了した。 教室に戻り、少しホームルームをして今日は終わり…と思った。 声をかけられた。 振り向いた。そこには一人のクラスメイトが立っていた。 「何の用だよ?俺帰りたいんだけど。」 彼女は俺の机の上に乗ってきた。 「ねぇメアド教えてくれない?」 「メアドか?なら良いけど」 風浜瑠花 それが彼女の名前だ。
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