あれから

2/14
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/14ページ
僕の名前は、浦島太郎。 とある、電気メーカーで働く34歳だ。 白雪姫、世にはこの名前で通っている女性が僕の妻だ、そしてもう16歳になる世には親指姫と言われる娘もいる。背丈も他の高校生と何も変わらない。 とにかく幸せな生活だ。 ピピッピピッ! 朝っぱらからやかましい音が響きわたる… 妻「あなたー、起きて」 妻のユキが大声で起こす。 妻「今日は、大事な会議があるんでしょ?」 そうだった、今日は大手企業との契約会議だった。 夫「今、起きる~」 まぁただのサラリーマンなのでそこまで収入はよくない、今住んでいるところも8万5千円の2LDKだ。 リビングに向かうと、ヒメ(親指姫)は朝食を食べていた。
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!