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ゼロは転移でユグドラ魔法学園前に来ていた。
「9時に学園長室前っていっても場所知らないんだよなぁ」
時刻は8時50分。ゼロは前方から歩いてくる男性に話し掛けられた。
「君が…ゼロ君かい?」
「あぁそうだが」
「私はこの学園の学園長をやっているよ。ここで話すのも何だから、学園長室に行こうか。さぁ、肩につかまって!」
ゼロは言われるままに肩をつかんだ。
「よし。じゃぁ…転移」
学園長室についたゼロ達は向かい合ってソファーに座っていた。
「早速だけど、君はSクラスの特待生として編入してほしい」
「分かった。正体とギルドランクについては?」
「正体とギルドランクについては君自身で決めてくれ」
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