桜咲く場所で

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「ハルト…な・・の?」 隣にある気配に対して人で有れば服であろう所をクイッとつまむと軟らかい皮の肌触りが伝わってくる。 「たまにはゆっくり寝ろよ…」 優しく包み込むような声に安らぎを覚えると、さっきまでのハルトとサフィルへの嫉妬で燃えたぎっていた心が嘘と思うかの様に落ち着いていったのだ。 そしてセリスはまた深い眠りについていった。最愛の人の隣で…
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