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とてつもなく、寒い風が吹きあれる。
「寒っ!」
体がブルブル震える。
僕の名前は橘純一。
そこらへんにいる平凡な高校生。
そして、生まれてまだ彼女というものが出来たことがない。
もうすぐ、クリスマス。
友達と今年は彼女を作って楽しいクリスマスにしたいなって話し合ってたなぁ。今年は出来るかな。
そう一人でつぶやきながら歩いていると学校に着いた。
なにごともなく、教室に入って先生が来るのを待っていた。
「ガラガラ」
先生が来た。
「おはよー。今日はクリスマスが近いということがあるのでクリスマス実行委員長を決めます!」
クリスマス実行委員長とは学校で毎年行われるクリスマス会みたいなもので、クリスマス会関係の事を全てやる大変な係なのだ
「誰か委員長やらないのぉ?」
っと先生が生徒を見渡す。「ガララ」
椅子が擦れる音がした。
「あのぉ、私でよかったらやります。」
っと一人の女子が手を挙げ立った。
この女の子の名前は絢辻つかさ。
僕のクラスの学級委員長だ。
「でも、あなた学級委員長もやってるでしょ?大丈夫なの?」
「はい!前もやらせてもらってるので大丈夫です!」
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